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2025/05/14

松山市駅キャンパスにて「子規を支えた在宅ケア」の講演会を開催

2025年5月11日(日)、約80名の一般参加者にご来学いただき、聖カタリナ大学松山市駅キャンパスにて、本学人間健康福祉学部社会福祉学科および大学院看護学研究科の非常勤講師である松山べテル病院中橋恒院長の著書「半歩の壁」の愛媛出版文化賞受賞イベント「子規を支えた在宅ケア」の講演会を開催しました。
松山市駅キャンパスは、正岡子規が35年の生涯を生きた証が多く残る場所に囲まれています。今回、この地で、ホスピス専門医である中橋院長に、子規が遺した「病床六尺」を在宅緩和ケアの視点で紐解いていただきました。節目節目には、聖カタリナ大学読み聞かせクラブ「もちもちの木」の学生7名(社会福祉学科4年生4名、保育学科2年生3名)、河原学園声優タレント科有志3名、朗読サークル「朗歩」、朗読家のみなさんに「病床六尺」を情感たっぷりで朗読していただきました。心を揺さぶられる朗読を通して、病床からの子規の世界を感じながら、彼のエンド・オブ・ライフに思いを馳せ、自らの生き方はもちろん、医療、看護、介護、福祉に求められるケアの原点を考える機会になりました。
シンポジウムでは3名のパネラーの方から熱い思いを聞くことができました。当日は、本学ボランティアセンター学生(社会福祉学科4年生4名、保育学科2年生1名)と看護学科学生ボランティア(4年生2名、3年生6名)の協力があり、大学院生や教員の参加も多く、有意義な学びを得ることができました。
人を看ることができる専門職であり続けたいと思います。