地域連携推進室 Community
概要
地域連携推進室では、地域社会のさまざまな課題の発見と解決に向けて、本学の教育・研究機能を積極的に活用し、地域と連携して実践的・協働的に取り組み、地域貢献を果たしてまいります。また、社会人等の生涯学習ニーズに対応した学習の機会を提供します。
社会連携・社会貢献に関する方針
本学は、建学の精神、教育理念、教育研究目的をふまえ、教育研究活動の成果を広く社会に還元することを目的として、社会連携・社会貢献活動を推進する。また、それらの活動は、学生並びに教職員の教育研究活動のより一層の向上につながらなければならないため、以下に配意した取組みとなるよう努める。
(1)学生及び教職員が、様々な地域活動に主体的・積極的に参加することを通して、地域社会の発展に貢献できる人材の養成に努める。
(2)学外の教育研究機関や企業・団体、自治体、地域等との連携・交流を推進し、学生の多様な学びの機会を確保するとともに、教育研究活動等の成果を社会のニーズに結び付けて、地域社会の発展と課題解決に貢献する。
(3)地域に開かれた大学として、「地域連携」「産学官民連携事業」「ボランティア活動」「生涯学習の機会の提供」「心身の健康支援」等の事業を通じて、地域社会に貢献する。
(4)国連が2030年までの達成を目指して掲げた持続可能な開発目標(SDGs)の推進に取り組んでいく。
聖カタリナ大学×SDGs
聖カタリナ大学・聖カタリナ大学短期大学部はキリスト教的世界観と教育理念に基づいて世界の平和と人類の共通の善を促進する人間教育を行い、地域の保健・医療・福祉のニーズに応えさらに地域社会の持続的な発展に貢献しています。そうした本学の「建学の精神」や「教育理念」を踏まえ、国連が2030年までの達成を目指して掲げた持続可能な開発目標(SDGs )の推進に取り組んでいくことを宣言します。
※持続可能な開発目標(SDGs)とは
持続可能な開発目標(SDGs:エスディージーズ/ Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
国際連合広報センター SDGsについて
http://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/31737/
http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/
「持続可能な開発目標(SDGs)」に対する本学の取組
活動名 | 活動内容 | SDGs目標 |
---|---|---|
01
TFT(テーブル・フォー・ツー) |
学生食堂などで特定のメニューを注文した場合、代金の中から約20円を途上国に給食費として寄付する「テーブル・フォー・ツー(TFT)」活動を実施。また、アフリカの開発途上国を支援しようと、清涼飲料水を購入すると収益の一部が寄付される自動販売機を学内に設置。 |
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02
スポーツ・レクリエーションフェスティバルin風早の開催 |
松山市文化スポーツ振興財団との連携事業で、北条地区の住民を対象とした健康づくりを目的としたイベントにおいて、子どもから大人までの健康チェックを行い、適切な運動方法等を指導。 |
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03
風早体操の創作、普及活動 |
子どもたちが楽しみながらできる対応を捜索し、学校を訪問して普及活動に取り組んでいる。 |
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04
松山赤十字病院と学校法人聖カタリナ学園・聖カタリナ大学との看護学教育における協力協定の締結 |
2015年5月20日(水)、松山赤十字病院(院長:横田英介)と学校法人聖カタリナ学園(理事長:中田婦美子)・聖カタリナ大学(学長:ホビノ・サンミゲル)は、聖カタリナ大学看護学科の設置と運営に関する協力協定を締結いたしました。 |
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05
学生赤十字奉仕団の活動 |
看護学科学生を中心に赤十字奉仕団として献血の啓発活動に取り組んでいる。 |
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06
ふくしのまちづくりラボ |
今治市玉川地区にふくしのまちづくりラボを設置し、住民に対するフットケアの実施、交流活動を通じたまちづくりを行っている。 |
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07
「カタリナ散歩道」 |
ボランティアセンターの学生を中心に、大学がある地域の活性化を目的に、地域の魅力を発見、発信している。 |
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08
段ボールコンポストの普及活動 |
伊予市との連携事業として、学生やシニアカレッジ受講者を対象に段ボールコンポストの作り方を指導。資源問題、ゴミ問題をテーマとした地球の環境問題について考える機会を作っている。 |
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09
ボランティアフェスティバルの開催 |
ボランティアセンターの学生が中心となって毎年開催。福祉関係事業所の作品即売や、チャリティイベント、講演会等を開催し、ボランティア活動の啓発に取り組んでいる。 |
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10
大塚製薬株式会社との連携協定 |
"科学的根拠に基づくスポーツ活動時の熱中症対策に関する取組の推進 |
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11
大塚製薬株式会社との連携協定 |
科学的根拠に基づくスポーツ活動時の水分・栄養摂取に関する取組の推進 |
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12
大塚製薬株式会社との連携協定 |
科学的根拠に基づく「食育」を通じた健康づくりに関する取組の推進 |
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13
大塚製薬株式会社との連携協定 |
災害時の避難地区となる学校設備等の整備 |
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14
大塚製薬株式会社との連携協定 |
災害時の飲料・食料の備蓄 |
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連携協定
各自治体・機関と協定を結び、地域社会に貢献することを目指しています。
締結先 | 協定内容 | 締結年月 |
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松山市 | 連携協力協定を締結 | 2016年2月 |
愛媛銀行 | 連携協力協定を締結 | 2012年10月 |
松山赤十字病院 | 連携協力協定を締結 | 2016年5月 |
松山市社会福祉協議会 | 災害ボランティア協定を締結 | 2015年1月 |
愛媛FCアカデミー | 連携協力協定を締結 | 2011年6月 |
公益財団法人 松山市文化・スポーツ振興財団 | 連携協力協定を締結 | 2017年12月 |
伊予市 | 連携協力協定を締結 | 2018年7月 |
大塚製薬 | 連携協力協定を締結 | 2019年7月 |
愛媛経済同友会 | 連携協力協定を締結 | 2020年8月 |
公益社団法人JMA国際交流協会 | 連携協力協定を締結 | 2020年10月 |
主な地域連携事業一覧
連携先・主催 | 事業名 | 年月 |
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愛媛FC | サッカー部監督の就任について | 2016年6月 |
松山市 | 松山市長と本学学生とのタウンミーティングを本学で開催 | 2016年11月 |
北条地区まちづくり協議会 | ボランティアセンターの学生が地域まちづくり応援隊「カタリナ散歩道」を実施 | 2017年4月 |
松山市 | 松山市「まつやま笑顔の子育て応援連携協定書」を締結 | 2017年4月 |
日本赤十字社 | 学生赤十字奉仕団が啓発活動(献血) | 2017年4月~ |
松山市 | 平成29年度笑顔のまつやま わがまち工房のメンバーの協力依頼。 | 2017年4月~ |
松山市社会福祉事業団 松山市中央児童センター | 「青空の下みんなであそぼう」を本学で開催 | 2017年5月 |
松山赤十字病院 | 赤十字諸活動への参加 | 2017年~ |
北条地区まちづくり協議会 | 留学生が留学生交流事業『鹿島での清掃&バーベキュー』に参加 | 2017年9月 |
松山市社会福祉協議会 | ボランティアセンターが松山市社会福祉協議会より表彰 | 2017年9月 |
愛媛銀行 | 平成29年度 愛媛銀行寄付講座・聖カタリナ大学「風早の塾」の開講 | 2017年10月~2018年1月 |
風早活性化協議会 | 風早にぎわいレトロまつりに学生が参加 | 2017年10月 |
愛媛県庁 文化・スポーツ振興課 | 保育学科学生が平成29年度 愛媛県 県民総合文化祭「子ども伝統文化フェスタ」に協力 | 2017年11月 |
松山市社会福祉協議会 | ボランティアセンターの学生が愛媛県総合防災訓練に参加 | 2017年11月 |
松山市社会福祉事業団 | 保育学科学生が第21回あそぼうフェスタに協力 | 2017年11月 |
四国4新聞社 (愛媛新聞社、徳島新聞社、四国新聞社、高知新聞社) | 健康スポーツ学科学生が四国活性化フォーラム2017でプレゼンテーション | 2017年11月 |
愛媛県赤十字血液センター | 「カタリナフェスティバルinエミフルMASAKI」の開催時に、献血を実施 | 2017年11月 |
文部科学省委託事業 | 文部科学省委託事業第2回地域教育中予ブロック集会で発表 | 2018年2月 |
特定非営利活動法人ラ・ファミリエ | 保育学科学生がこどものゆめプロジェクト「こどものいのちと体を守るお仕事体験」に協力 | 2018年3月 |
愛媛銀行 | 平成30年度 愛媛銀行寄付講座・聖カタリナ大学「風早の塾」の開講 | 2018年4月~2019年1月 |
松山市 | 平成30年度笑顔のまつやま わがまち工房のメンバーの協力依頼。 | 2018年4月~ |
伊予鉄 | 松山市駅キャンパスを「いよてつ保育園松山市駅」の避難場所に指定。 | 2018年5月 |
北条児童センター風早活性化協議会 | 保育学科学生が「かざはや踏んだら走る市」に協力 | 2018年5月 |
松山市 | 保育学科学生が「わくわくKIDSカーニバル」に協力 | 2018年6月 |
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団 | 公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団と風早体操を共同製作 | 2018年7月 |
愛媛県、松山地方法務局、愛媛県人権擁護委員連合会、愛媛県人権啓発活動ネットワーク協議会 | 保育学科学生が「ふれあいフェスティバル2018」に協力 | 2018年9月 |
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団 | 「第1回スポーツ・レクリエーション フェスティバルin風早」を開催 | 2018年11月 |
愛媛FC | 「愛媛FC2018最終戦ファイナルマッチ スペシャルDAY」を開催 | 2018年11月 |
愛媛県・松山市 | 「すごいもの博2018(主催:愛媛県・松山市)」でチャリティブースを出店 | 2018年11月 |
伊予市 | 保育学科学生が「伊予市子ども・子育てフォーラム」に協力 | 2019年2月 |
愛媛県消費生活センター | 本学学生が「おもいやり消費ランド2019」に協力 | 2019年3月 |
伊予市 | 伊予市のふたみシーサイド公園に本学のピアノ「だれでもピアノ」を設置 | 2019年3月 |
国土交通省四国地方整備局、愛媛県、松山市 | 本学学生が、2019年度重信川総合水防演習に参加 | 2019年5月 |
北条地区まちづくり協議会 | 保育学科学生が「かざはや楽市(北条地区まちづくり協議会主催)」に協力 | 2019年6月 |
愛媛銀行 | 令和元年度 愛媛銀行寄付講座・聖カタリナ大学・聖カタリナ大学短期大学部「風早の塾」の開講 | 2019年7月~12月 |
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団 | 「第2回スポーツ・レクリエーション フェスティバルin風早」を開催 | 2019年11月 |
愛媛FC | 「愛媛FC2019最終戦ファイナルマッチ スペシャルDAY」を開催 | 2019年11月 |
愛媛県・松山市 | 「すごいもの博2019(主催:愛媛県・松山市)」でチャリティブースを出店 | 2019年11月 |
松山市社会福祉協議会 | 若草福祉まつり2019に協力 | 2019年11月 |
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団 | 「第3回スポーツ・レクリエーション フェスティバルin風早」を開催 | 2020年11月 |
産学官連携
①骨まで食べられる干物(魚)(商品名:まるとっと)は、平成22年度愛媛県産学官連携共同研究開発事業「高齢者、障害者参加型によるQOL向上食品開発研究」として、産「株式会社キシモト」、官「愛媛県産業技術研究所」、学「聖カタリナ大学」が連携を図り、高齢者施設・障害者施設・聖カタリナ大学で試食を繰り返しながら「食べやすさ」「おいしさ」「調理のしやすさ」などを検証し、改良を重ねて開発されました。
②平成23年度愛媛県産学官連携共同研究開発事業として「健常者衣料と障害者衣料の中間に位置づけられる衣料/着やすく、脱ぎやすく、動かしやすく、おしゃれな洋服/輝くシニアの元気ウェア」の開発を企画。
③平成25年度~平成27年度は、高齢者の衣食住に関する「愛媛県戦略的試験研究プロジェクト『高齢者の生活の質向上ビジネス促進事業』」の「食」の一部に関わり、カロリーを抑えた羊羹を開発。
④平成28年度愛媛県産学官連携共同研究開発事業「高齢者施設向け機能性壁材の開発」として、本学学生が壁材の試作に携わり、 高齢者施設における臭気サンプリング及び消臭効果の測定・分析に参加しました。
(愛媛県産業技術研究所・フジワラ化学株式会社・聖カタリナ大学連携共同研究開発事業)
生涯学習
本学の教育、研究成果を地域社会に還元し、学びの場を提供することを目的とし、子供からお年寄りまでの幅広い範囲の方々を対象とする公開講座を開講しています。随時、公開講座を掲載していますのでご参照ください。

公開講座
公開講座、愛媛銀行寄付講座、まつやまシニアカレッジ、キリスト教研究所フォーラム、人間文化研究所フォーラム、保育学科リカレントセミナー
カタリナ子育てひろば「ぽけっと」
科目等履修生制度
大学・短期大学部において、大学の正規の学生以外の方が一部の授業だけを受講できる制度です。この制度は、単位を修得することが可能ですので、資格の取得を目指す方などに利用されています。
科目等履修生制度 入学検定料:25,000円
科目等履修生制度 入学金:20,000円
科目等履修生制度 授業料(1単位):10,000円
聴講生制度
科目等履修生と同様、本学で開講している授業を受講できる制度ですが、単位を修得することはできません。関心のある分野の教養を深めたいという方などに利用されています。
聴講生制度 入学検定料:25,000円
聴講生制度 入学金:20,000円
聴講生制度 授業料(1単位):10,000円
出願期間・出願書類など、出願の詳細につきましては、教務課kyoumuka@catherine.ac.jp(089-993-1082)までお問い合せください。
出張講義
大学・短期大学部では、生徒や保護者などを対象とした出張講義を行っております。大学で行われる講義の一部を体験していただくことで、生徒の皆さまの学問への動機付けや進路選択のご参考になればと考えております。
以下のページに、各学科の出張講義のテーマを掲示しておりますので、ご希望に添うテーマがございましたら、お気軽に入試課までお問い合わせ下さい。
学生ボランティアの募集依頼(ボランティアセンター)

地域交流のお申込みについて
地域交流とは、本学に所属する学生によるクラブ・サークルが、演奏、発表などを通して、地域の皆様と交流を行い、相互の発展を目指すものです。学生団体への依頼を希望される際には、下記申込みフォームより、お申し込みいただきますようよろしくお願いいたします。
施設開放・物品の貸出
地域貢献・施設有効利用の観点から、大学の施設・物品を一般の方に開放しています。手続き方法・利用料金など、ご利用の詳細につきましては、会計課kaikei@catherine.ac.jp(089-993-4343)までお問い合せください。
委員委嘱・講師派遣依頼
講演会・研修会等の講師や研究会での指導・助言者、各種審議会等の委員など、学校や教育委員会、地方公共団体など、地域からの相談や要請に合わせ教員派遣を行っています。
本学の教員に、各委員の委嘱、講演会の依頼を希望される場合の申し込みの流れを記載しています。
依頼の流れ
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教員紹介の研究分野等を参考の上、依頼する教員を決定してください。
http://www.catherine.ac.jp/structure
※開催希望日の2ヶ月前までに申請をお願いします。
※本学行事や教育・研究活動等の都合により、ご希望にお応えできない場合がございますので予めご了承ください。
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依頼する教員に直接連絡して内諾を得てください。
謝金・講師料等の金額について、本学として統一の基準は設けておりませんので、教員とご協議いただき、終了後は教員に直接お支払いください。
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内諾後、講師が大学所属の場合は大学学長宛、短期大学部所属の場合は短期大学部学長宛で講師派遣依頼文書(A4サイズ、様式自由)を送付してください。
なお、2キャンパス(①北条キャンパス・②松山市駅キャンパス)の各事務室で業務を行っていますので、教員が所属する学科のキャンパスへ書類を送付してください。①提出先(北条キャンパス:聖カタリナ大学人間健康福祉学部社会福祉学科・人間社会学科・健康スポーツ学科・聖カタリナ大学短期大学部保育学科)
799-2496愛媛県松山市北条660番地 聖カタリナ大学 総務課
TEL089-993-0702②提出先(松山市駅キャンパス:聖カタリナ大学人間健康福祉学部看護学科)
〒790-0022愛媛県松山市永代町10番地1 聖カタリナ大学 看護学科事務部局
TEL089-947-0502
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本学総務課より、学内決済を経てお引き受けすることが可能か連絡します。
各種申請 共催・後援等の申し込み
各種事業等において、聖カタリナ大学・聖カタリナ大学短期大学部の共催・後援・協賛等で名義の使用をご希望の場合は、事前に申請をいただく必要があります。 ご希望の際は以下の書類に必要情報を記入の上、総務課まで提出(又は郵送)してください。
お問い合わせ
地域連携推進室
E-mail : renkei@catherine.ac.jp
TEL : 089-993-0702(代)
FAX : 089-993-0900