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2026年度 キリスト教研究所フォーラム

日程
2026年10月20日(火) 〜 2027年2月16日(火)
会場
聖カタリナ大学 北条キャンパス 第一会議室
主催
聖カタリナ大学 キリスト教研究所
お問い合せ
お申込み

聖カタリナ大学キリスト教研究所では、次の内容によりフォーラムを開催する運びとなりました。

つきましては、お気軽にご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

なお、開始時間が都合により変更する場合がありますので、フォーラム当日、時間等をご確認の上ご参加下さい。
お問い合せ Tel089-993-0702 (総務課)

《第1回 10月20日(火) 16:30~18:45  第1会議室 》

テーマ「感謝と変革―ケアの現場からー」 発表者/聖カタリナ大学 准教授 村上 佳子 

人生において、ケアを担う時、ケアされる時は、誰にでも訪れ得る。では、ケアと無関係ではいられなくなった時に、人はどのような状況に置かれ、思いを抱くのだろうか。高次脳機能障害者の家族へのインタビュー調査をもとに、ケアの現場における感謝と変革について考察する。

 

テーマ「キリスト教とスポーツコーチングージョン・ウドゥンの成功哲学を手がかりにー」 発表者/聖カタリナ大学 教授 皆川 孝昭 

スポーツにおいて人を導き育てることは、勝利を目指すこととどのように両立するのだろうか。本発表では、ジョン・ウドゥンの成功哲学を手がかりとして、キリスト教的な人間関係とスポーツコーチングとの関係について考察する。

 

テーマ「子どもの絵には何が現れているのか」 発表者/聖カタリナ大学短期大学部 助教 荒西 伸吾  

私達は子どもの絵を観たときに何を思うでしょうか。そこに自由で伸びやかな発想や想像力をみる人も居れば、大人に比べて稚拙な印象を抱く人も居るかもしれません。理解し難い表現に出会うこともあると思います。私達大人とは異質にみえる子どもの表現には、一体何が隠れているのでしょうか。本発表では子どもの絵を中心に据えながら、私達が絵を観るときに無意識に囚われているものを考えてみます。

《第2回 11月17日(火) 16:30~18:00  第1会議室 》

テーマ「キリスト教から読み解く中堅看護師のキャリア・プラトー」 発表者/聖カタリナ大学 助教 船津 綾子  

看護実践の中核を担う中堅看護師が直面するキャリア・プラトー。キリスト教の価値観を手がかりとして、働く意味や希望を再考するとともに、キャリアの停滞を新たな成長の契機として捉え直す視点を提示する。これらを踏まえ、看護実践と職業継続への示唆について考察する。

 

テーマ「保育における折り紙活動の教育的意義ーモンテッソーリ教育とカトリック教育理念の接点からー」 発表者/聖カタリナ大学短期大学部 教授 竹田 信恵 

近年、ICT教育が導入される一方で、子どもが手を動かして学ぶ体験の重要性が見直されている。折り紙は日本の伝統的な遊びであり、手指の発達や創造性を育む保育活動である。本研究では、モンテッソーリ教育の「手は知性の道具である」という考え方と、カトリック教育の全人的人間形成の理念を踏まえ、折り紙活動の教育的意義について考察する。

 

《第3回 12月15日(火) 16:30~18:00  第1会議室 》

テーマ「福祉事業所と宗教施設との重層的な地域支援の在り方について」 発表者/聖カタリナ大学 教授 釜野 鉄平

これまで地域共生社会の具現化に向けて期待される宗教の役割について考察を行い、地域福祉の視点から福祉事業者は「くらしの安心」を担い、宗教施設は精神的ケア・居場所づくりなどから「こころの安心」を担う可能性について提案を行ってきた。ここでは、多様な実践事例から、これらの重層的な地域支援の在り方について考察を行う。 

テーマ「絵本の中の別れと回復」 発表者/聖カタリナ大学短期大学部 教授 遠藤 文子

私たちは、たくさんの愛するものとの別れを繰り返しながら生きている。本発表では、絵本『いつでも会える』(作:菊田まりこ)をテクストに、飼い犬〈シロ〉を語り手とする、夭折の少女との別れと回復の物語を読み解き、考察する。

 

第4回 1月19日(火) 16:30~18:00  第1会議室 》

テーマ「臨床心理士の学びと実践に必要な心の訓練についてー内観面接士との出会いを通した気づきー」 発表者/聖カタリナ大学 准教授 田村 優佳

吉本伊信氏の内観原法を守る面接士との出会いを踏まえた「内観面接士はどのような訓練を行うのか」という視点と、中井久夫氏の風景構成法を手がかりに、人の心を理解する臨床心理学の学びと実践に必要な心の訓練について考察し、発表を行う。

テーマ「永井隆と『長崎の鐘』――語り継ぐ平和」 発表者/聖カタリナ大学 教授 宮武  信枝 

永井隆博士は、長崎医科大学病院で勤務を続けるうちに慢性白血病となり、さらに原子爆弾で重傷を負いながら救護活動に献身し、『原子爆弾救護報告』を大学に提出、一般に向けては『長崎の鐘』を最初に執筆した。また、被爆した浦上天主堂の鐘を瓦礫から掘り出してその年のクリスマスに鳴り響かせてもいる。

今回は、永井の平和希求のメッセージを語り継ぐ種々の「長崎の鐘」の意義について考察する。

 

《第5回 2月16日(火) 16:30~18:00  第1会議室 》

テーマ「人工知能に関するカトリック教会の教え」 発表者/聖カタリナ大学 教授 兪 鍾弼

教皇レオ14世は2026年5月25日、最初の回勅『マニフィカ・フマニタス(Magnifica Humanitas)』を発表した。そのテーマは、人工知能の時代における人間の人格の擁護である。本稿では、この回勅を中心に、人工知能に関するカトリック教会の教えを考察する。

テーマ「教会の鐘から地域を照らす響きへ~イングリッシュハンドベルの歴史と地域貢献~」 発表者/聖カタリナ大学短期大学部 助教 和泉 昌枝

イギリスの教会におけるタワーベル(教会の鐘)の練習用具として誕生したイングリッシュハンドベルは、独自の音楽的進化を遂げ、現代社会において多様な社会貢献を果たしています。本発表では、その歴史を紐解くとともに、これらを踏まえた、本学ハンドベルリンガーズ(部)の活動内容と具体的な地域貢献について考察する。