組織・教員一覧
袴田 渉Hakamada Wataru
人間健康福祉学部 人間社会学科 助教
- 自己紹介・学生へのメッセージ
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私の専門とする古代のキリスト教思想は、私たちが日々生きる日常の世界を「不可解な謎」として受け取ることを、私たちに求めます。それは、私たちの日常が決して「分かりきったもの」なのではなくて、日々新たな驚きに満ちているものだ、ということを知るよう求めているのです。
私もまた、皆さんと共に、「謎」に驚きながら、ワクワクしながら、聖カタリナ大学でのかけがえのない日々を生きていきたいと思います。 - 担当科目
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- キリスト教学A・B
- 宗教学概論
- 宗教社会学
- 宗教学
- 哲学概論
- 倫理学概論
- 人間社会学概論
- 基礎演習II
- 専門演習I・II
- 学歴
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- 学習院大学文学部英米文学科 卒業
- 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程 修了
- 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程 単位取得退学
- 学位
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- 博士(文学)東京大学
- 職歴・研究歴
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- 2011年4月 日本学術振興会特別研究員DC2(2013年3月まで)
- 2013年4月 日本学術振興会特別研究員PD(2016年3月まで)
- 2015年12月 清泉女子大学非常勤講師(2019年7月まで)
- 2016年4月 立教大学兼任講師(2018年3月まで)
- 2016年9月 上智大学短期大学部非常勤講師(2019年3月まで)
- 2017年4月 岡山大学非常勤講師(2019年3月まで)
- 2018年4月 ノートルダム清心女子大学非常勤講師(現在に至る)
- 2018年4月 美作市スポーツ医療看護専門学校非常勤講師(2019年3月まで)
- 2018年9月 香川大学非常勤講師(2019年3月まで)
- 2020年9月 中国学園大学国際教養学部非常勤講師(2021年3月まで)
- 所属学会
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- 日本宗教学会
- 日本カトリック神学会
- 教父研究会
- 東方キリスト教学会
- 新プラトン主義協会
- 中世哲学会
- 研究分野
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- 古代キリスト教思想
- 主な著書・論文
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【著書】
- 共著 宮本久雄編著『ハヤトロギアとエヒイェロギア―「アウシュヴィッツ」「FUKUSHIMA」以後の思想の可能性』,教友社,2015年2月.
- 共著 田島照久・阿部善彦編『テオーシス―東方・西方教会における人間神化思想の伝統―』,共著,教友社,2018年2月.
【論文】
- 「暗黒の中へ―偽ディオニュシオスの闇の思想―」,『共生学』9号,上智大学共生学研究会,2014年11月,28-50頁.
- 「『名づけ』と神化―ディオニュシオス『神名論』をめぐって」,『中世思想研究』58号,中世哲学会,2016年10月,130-140頁.
- 「神名としてのエロス―ディオニュシオスのエロス論」,『カトリック文化カトリコス』10号,東京純心大学キリスト教文化研究センター愛智研究会,2017年1月,64-87頁.
- 「ディオニュシオスの復活論」,『キリスト教文化研究所年報』41号,ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所,2019年7月,1-18頁.
- 「ディオニュシオスの三位一体論」,『キリスト教研究所紀要』23号,聖カタリナ大学キリスト教研究所,2020年12月,1-13頁.
【翻訳】
- 共訳 出村和彦他訳『フィロカリア』第5巻,新世社,2011年7月.
- 学内の担当校務
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- キリスト教研究所所員
- 地域連携推進室委員
- ボランティアセンター委員
- 社会活動
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- 新プラトン主義協会理事
- 教父研究会編集幹事
- 中世哲学会監事